‘語学学校体験記’ カテゴリーのアーカイブ

公立と民間の語学学校の違いついて

2008 年 10 月 4 日 土曜日

さて、ここで公立の語学学校と民間の語学学校の一般的な違いを説明しましょう。

レベル

レベルについてですが、基本的にどちらの方が難しいとはそういうものはないです。但し、民間の語学学校は一般的に初級~上級まで全てのレベルのクラスがあるのに大して、公立の場合は中級~上級のクラスだけという場合もあります。

生徒

公立の語学学校はあくまで、カレッジ・大学で進学するのに必要なレベルを養うプログラム作りになっています。一応、公立の語学学校を卒業する際にはそのレベルに達しているということになります。クラスメイトのほとんどが、進学が目的で受講している人が多く、単に語学留学目的の人は半数以下となります。よって、公立では留学生よりも移民の人が多かったりもします。(何せ移民は私たちの学費半分なので、もとい私たちは倍払っているので。)

民間の語学学校は公立と違い、目的別にコースが編成されていたりします。例えばTOEICコースであったり、TOEFLのコースであったり、ビジネス英語のコースであったりと。もちろん基礎的な英会話コースも存在します。よって、進学目的ではなくて、単に語学留学で利用する人が多く、またその期間も数週間~数ヶ月と短期・中期の人が多いです。

クラス

公立の学校の場合はクラス分けが明確です。2~3ヶ月で1学期が編成されており、下のクラスから上に上がって行き、一番上のクラスを卒業=カレッジ・大学の入学レベルを満たすということになります。学校によってレベルの数は様々ですが、SAITなどは4クラス編成、Bow Valley や MRC は 8~10のクラス編成となっています。学期編成になっているため、学期途中からの入学は基本的に認められておらず、公立語学学校へ留学する際は、学期開始時期を考慮する必要があります。

民間の場合は週単位での受講が可能であることからもわかるように、いつからでも授業の開始できる反面、1つのクラスがどこで始まり、どこで終わるというのがはっきりしておりません。一応、数ヶ月単位でテストがあり、クラス替えもありますが、公立ほど明確なシステムは存在しません。

授業内容

一般的に公立の語学学校は進学目的であるが故に、論文作成、プレゼンテーション等進学後に必要とされるスキルを身につけることに重きを置いていると言われます。実際、レベルが上に行くにつれその色合いが強くなり、かなり本格的な論文、レポートの作成などを課されたり、グループワークによるプレゼンテーション等も課されます。これは決して、TOEFL等の自己学習で得られるスキルではないので、TOEFLを仮に合格点を満たしている人でも、こちらの勉強の取り組み方、習慣を学ぶ上でも1学期だけでも受講して置く方が良いかもしれません。

また進学目的でない方でも、勉強に真剣に取り組んで、何か明確なスキルを伸ばしたいと考えるならば、公立の方が良いと思います。クラス編成などの関係上、公立の方が進歩がわかりやすいです。

一方、民間学校ですが、管理人はカナダで民間の語学学校へ通ったことはないのですが、アメリカで2ヶ月ほど通ったことがあるのでその感想を。

夏休みだったこともあってか、夏休みを利用して短期間で「経験」を目的とした留学をしている人が多く、周囲の人も雰囲気も非常に和やかで楽しむことを前提としている感じでした。とにかく「楽しかった」と言うのが第一印象です。課外活動なども豊富でとにかく楽しかったです。実はこの2ヶ月間の経験がもととなり、カナダ留学にいたっているぐらいですので。

SAIT語学学校のクラス分けテスト

2007 年 9 月 19 日 水曜日

さて、カナダ到着後、数日後にSAIT語学学校のクラス分けテストを受けました。これはCLBAテ ストと言って、移民申請の際に、英語力を証明するために用いる試験と同様ですが、語学学校のクラス分けで受けるのはAcademic用となっており、8点 満点となっています。(移民用は12点満点となってです。)そしてその点数によってクラス分けが行われますが、クラスは全部で4段階で、レベル1~4まで あり、レベル1が初級、レベル4が上級となっております。レベル4を卒業すると、SAIT本科への入学が認められます。

さて、試験の種類ですが、Speaking, Listening, Reading, Writing の4つから構成されています。

Speaking
実際に学校の先生と1対1で会話をすることになります。いつカナダに来たのか、なぜにカナダに来たのかとか、なぜに英語を勉強するのか、など簡単な質問で す。この程度の質問は答えられるよう事前に答えを頭の中で用意しておきましょう。その他質問はいわゆる一般的な質問で特に込み入った質問はされないので安 心を。しっかり質問を聞き取って、受け応えることが大事です。

Listening
ヘッドフォンをつけて、あるビデオをモニター上で鑑賞します。そのビデオを鑑賞後、先生の方からそのビデオで行われていたことに関連する質問をされます。登場人物のことであったり、登場人物が何について話し合っていたのかなど。

Reading
普通の読解力テスト。日本で大学まで行った人ならばそんなに苦戦することはないと思います。表などはじっくり見る必要なくて、問題を読んで必要な部分だけをさっと見つけられる力が必要になります。

Writing
一番難解でした。Writingの試験と言うのは日本であまりなかったと記憶しています。あったとしても1文、2文を書く程度で、文章を書くことはまずな かったので大苦戦でした。地図を見て、道順を文章で書いて説明したり、表を見せられて、その表について解説をしたりする必要があります。

それぞれの項目で0~8点の間で評価されます。4点=レベル1、5点=レベル2、6点=レベル3、7点=レベル4、8点=受講必要なしとなります。8点満 点と言えども、実質は4~8点の間に収まります。4点に満たない人は過去に英語の教育を全く受けていないような人になります。この場合、SAITの語学学校は入学を受け付けず、他民間の語学学校へ行くことになります。

各項目ごとに採点されますが、Speaking/Listening, Reading/Writing の2つのカテゴリーに分けられ、悪い方の点数が採用されることになります。

例えば、私の場合、Readingは8点でも Writing が4点だったのですが、悪い方の点数が採用されて、結局Reading/Writing はレベル1からのスタートとなりました。

とまあ、こんな悲惨なことが起こるので、どの項目でも満遍なく点数を取れるようにしておきましょう。ちなみにListening は5点、Speakingは6点でした。

試験結果は先生のコメントとともに紙で渡されます。原則試験は入学時の1回きりですが、2ヶ月の授業を受けた後、試験料を払えば、再度チャレンジすることも可能です。

また全科目で8点満点を取ると、語学学校へ行く必要なく、SAITの本科へ入学する許可が降ります。

ちゃんと勉強すれば決して難しいものではないので、しっかりと勉強して1点でも多く取るよう努力することをオススメします。1点多く取ること=レベルが1つ上がる=2か月分の授業料節約となります。

Writing の対策としては様々な接続詞を多用して、文章を単調にしないことです。and/but/because ばかりの文章にならないように!私が最初そうでした…そして、結果4点…。ちなみにand/but/becauseは基本的に文頭に書くことはできません ので。

さらに副詞などを駆使して文章の強弱を微妙につけあれると良いでしょう。

SAIT語学留学体験記 - 2005年3月~2005年8月

2005 年 9 月 16 日 金曜日

管理人は仕事を辞めて、すぐにカナダへ向けて飛び立ったのですが、特別英語の勉強していたわけじゃないので、今思うと結構ひどいレベルでした。

カナダについて時差ボケも抜けないまま、すぐにSAITの語学学校のクラス分け試験を受けました。CLBA(Canadian Language Benchmark Assessment)と言われる試験で Speaking, Listening, Reading, Writing と4つの科目をテストされます。まあこれが面を食らいました。x/8 というのは8点満点中何点を取ったかです。

Listening (5/8)

まずはListening。パソコンの前に座らされて、ヘッドフォンをつけてあるビデオをしばらく見させられます。そして、ビデオを見終わった後に 先生がビデオの内容について質問をしてきます。まあ、これがほとんど理解できませんでした。先生の質問はわかったんですけどねぇ~。ちなみに質問に答える と言う点でSpeakingも含まれてますね。2、3種類ビデオを見させられたと記憶しています。

Speaking (6/8)

先生と軽く会話です。何でカナダに来たのとか、何でSAITで勉強するの?とか色々なことを質問されてそれに対して回答します。

Writing (4/8)

これが一番悲惨だった…。日本の受験勉強において、Writingって実はあまり比重が重くなくて、思い起こすと特に文章をたくさん書かされた記憶もなくて。単語を並べ替えた記憶はあるけど…。だからいざ文章をゼロから書かせられると自分の語彙力のなさを痛感。まあ、酷かった、酷かった。ANDとBUTの多様でそれ以外の接続詞がほとんど出てこない、出てこない。案の定、一番酷い結果でした。

Reading (7/8)

さすが日本の受験勉強をやり抜いただけあって、Readingはほぼばっちり自信を持って終えることができました。これは日本の大学受験を乗り越えた人ならまあ、たいした問題ではないでしょう。

総評

試験結果に先生からコメントがあるのですが、やっぱりWritingは酷いって書かれてました。SAITでは Speaking/Listening で1クラス、 Reading/Writingで1クラスがそれぞれ4レベル構成されており、レベル1から始まりレベル4を修了して卒業となります。 試験結果を元に以下のようにクラス分けがされます。 管理人のように Speaking/Listeningの試験結果が6/5となった場合、悪い方が採用されてレベル2行きとなります。Reading/Writingのように7/4という両極端な結果になった場合も、残念ながらレベル1行きです。

  • 1-3点:基本的にこの点数はとらないでしょう…。アルファベット書けない、単語まったく知らないとかのレベルなので。
  • 4点:レベル1:4点が最低点だと思って下さい。
  • 5点:レベル2
  • 6点:レベル3
  • 7点:レベル4
  • 8点:語学学校入学不要。学校に来なくて良いって言われます。そのままカレッジ・大学への進学許可が下ります。

ちなみにこのCLBAという試験は移民申請する際に英語能力を証明する試験としても採用されています。その場合は12点満点となっています。