カナダの消費税

カナダの消費税は2種類あります。1つは国全体一律でかかるGST(Goods and Services Tax)であり、現在5%の税率となっております。そしてもう1つはPST(Provincial Sales Tax)と呼ばれ、州ごとに様々な税率が加算されております。例えばバンクーバーがあるブリティッシュ・コロンビア州のPSTは7%となっているため、消費税として加算される率は5+7=12%となります。トロントのあるオンタリオ州のPSTは8%なので、5+8=13%となっています。そして、カルガリーのあるアルバータ州はなんとPSTは0%なので、GSTのみの5%となっています。ちなみに一番税率の高い州はノバ・スコッティア州で15%となっています。カナダの場合、どこで生活するかによってかかる消費税がここまで違うんですね。ちなみに私がカルガリーに滞在していた当時は3%のPSTがありましたが、石油市場の景気の良さも受け、財政が潤って減税となったみたいです。増税しか頭にないどこかの政府とは大違いですね。

もう1つ日本と違うのは全ての商品に対してGST5%が一律で課税されるわけではありません。以下の商品はGST課税対象外となっています。基本的に生鮮食品には消費税はかかりません。つまり生鮮食品を購入して自分で調理をすれば消費税はかかりませんが、加工食品などの出来合商品、外食をすると消費税対象となります。つまり、節約しようと思えば節約はできるよってことなんですよね。

・牛乳、パン、野菜などの食料品
・穀物、羊毛、たばこの葉
・家畜
・魚(食料品)
・処方箋医薬品
・医療機器
・国際輸送

参考URL: Zero-rated supplies – List of GST/HST zero-rated supplies

留学、ワーキングホリデーは生活費を切り詰めた生活になると思います。住む場所によって消費税が5~15%も違うので、生活に与える影響は必至です。カナダへ留学、ワーキングホリデーを考えている場合は、是非ご留意下さい。各州の税率が調べたい場合はWikipediaに記載ありますのでどうぞ。

参考URL: Sales taxes in Canada (Wikipedia)

日本は昨年消費税が8%に増税されました。予定されていた10%への増税は1年間延期となり、10%への増税に向けてさらなる調整が入りそうです。現在一律に課税されている消費税をカナダのように物品によって税率を変えようとする動きもあるようですね。しかしながら、国民の生活云々の前に既得権益や権力争いによって物事が決まってしまいそうなので、理にかなった変動制税率とはならなさそうですね。

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