カナダの携帯電話・スマホ事情

携帯電話の生活に慣れ親しんだ人にとっては、携帯のない生活は不自由を感じるかもしれません。スマートフォンが普及するにつれ、携帯電話はそれ以上の存在となり、もはや生活に欠かせない端末となっています。しかし、日本の携帯事業者と契約した携帯電話・スマートフォンをカナダに持ち込んで使い続けると数日のうちに破産しています。留学・ワーキングホリデーで長くカナダに滞在する予定の方はカナダの携帯事業者と契約すると良いでしょう。日本の大手携帯事業者と同じように複数年契約することによって携帯・スマートフォン端末が安く購入できます。しかし、複数年契約の場合、だいたい2年である事が多いのでワーキングホリデーなど1年未満の滞在の人には向きません。そのような人はMVNO事業者のマンスリー契約をするか、プリペイド契約をするか、もしくは日本帰国予定者から端末・契約を引き継ぐと良いでしょう。日本で購入したスマートフォンをSIMロック解除してカナダで利用することを考えている方は以下のページを参考にして下さい。

SIMロック解除したスマートフォンをカナダで利用する | カナダ留学ノススメ

プラン内容と料金

日本の契約プランも最近はシンプルになってきましたが、カナダの契約プランもシンプルです。音声プランは平日夜間(6:00pm - 7:00am)、週末(金曜6:00pm - 月曜7:00am)は通話無料が基本になっています。それ以外の時間帯は安いプランでも無料通話時間が150分ぐらいついています。通話無料の対象で Local、Provincial-wide、Canada-wide、もしくは Nation-wide とありますが、Local は市内通話が対象となります。つまり、カルガリーですと403で始まる電話番号です。Provincial-wideは州内通話が対象で、Canada-Wide、Nation-wide はカナダ国内が対象となります。国土が広いカナダゆえ「通話無料」と言っても対象となる地域が異なるので注意して下さい。データ通信プランは日本の大手事業者と同じようにデータ通信量(GB単位)ごとに金額が異なります。1GB増すごとに10ドル高くなる感じです。データ通信に関しては日本よりシビアだと考えて下さい。音声プランとデータプランを合わせると約5,000円以上はかかり、日本と同じぐらいの料金がかかります。

契約方法

ダウンタウン周辺や各ショッピングモールに携帯電話のショップがあるので、自分が契約したい通信事業者のショップを訪れて下さい。留学生、ワーキングホリデーの人はショップの店員によって拒否されることが稀にあります。日本の携帯ショップと同じように店員によってそれぞれ対応が違うので、仮に断られても別のショップでトライしてみましょう。

契約時に必要な物

  • 顔写真付身分証明書 (パスポート等)
  • クレジットカード
  • 現住所を証明できる物(州政府発行運転免許証もしくは公共機関からの手紙等)

契約の流れ

  1. 電話本体の選択(購入する場合)
  2. 契約の選択(複数年契約など)
  3. 契約時に必要な身分証明書などを見せて申し込み開始
  4. オプションの選択
  5. 電話番号の選択(Fidoはできます。他社は知りません。)
  6. 支払い(電話本体のみ)
  7. 電話開通(数分~数時間後にすぐに利用可能です。)

カナダの通信事業者

カナダにはTelusRogersBellという大手三社(日本で言うところのドコモ、au、ソフトバンク)があり、Rogersの子会社であるFido(ソフトバンク下のY!Mobileみたいな存在)などがあります。

下の料金プラン比較ではBYOD(Bring Your Own Device)と言ってスマートフォン端末は持ち込みを前提とし、最安値プランを紹介しているため、データ通信量は1GBになっています。音声に関しては平日夜間、週末は終日無料となっています。カナダ東部で有名な Rogers はプランが割高なため割愛し、 代わりにMVNO事業者であるPhoneBox を紹介します。MVNO事業者というのはTelusなどの大手事業者から通信設備を間借りして通信サービスを提供する事業者となります。自分たちで設備投資を行う必要がないため、大手事業者よりもリーズナブルな金額でサービスを提供しています。日本で言うところのIIJmioLINEモバイルUQモバイルがそれに該当します。

日本で購入したスマートフォンのSIMロックを解除して持ち込んで契約する事が可能ですが、日本国内向けに販売された端末によっては通信方式(HSPA+、GSMなど)が対応しておらず通信できない可能性があるので注意が必要です。ソフトバンク(旧イーアクセス)のスマートフォンであれば HSPA+ に対応している可能性が高いです。LTEに関しても日本とカナダでは異なる周波数を使用しているため、日本国内向けに販売されたスマートフォンではLTEは利用できない可能性は高いです。詳細は端末の仕様を確認して下さい。なお、iPhoneの場合、特に心配する必要はありません。

通信方式:LTE(4,40,32)、HSPA+

月額料金$65
音声プラン平日日中300分市内通話無料
データプラン1GB

通信方式:LTE(2,4,7,17,42)、HSPA+

月額料金$65
音声プラン平日日中300分市内通話無料
データプラン1GB

通信方式:LTE(7,14,17)、HSPA+、GSM

月額料金$55
音声プラン国内通話無料
データプラン1GB

通信方式:LTE(2,4,5)、HSPA+

月額料金$40
音声プラン国内通話無料
データプラン1GB

PhoneBox

日本人スタッフ常勤で、バンク―バー・トロントのダウンタウンに直営店舗を持つカナダの携帯会社です。カルガリーにも取扱代理店が数店舗ございます。サービス内容は複数年契約、マンスリープラン、プリペイドプラン、データ(Wifi)プランの4つがあります。もちろん日本人に人気のプランは“マンスリープラン”です!縛り契約ではないので、気軽に申込ができ即日でカナダの番号が持てます。もちろん開通・解約の手数料は無料なので、お金の節約にもなります。また、レンタル携帯(無料・有料)と格安・最新スマホの販売も行なっているので、日本でSIMフリー携帯に出来なかった・持っていない方でも、レンタルとスマホ購入のどちらか選べます。

Vancouver

658 Seymour St. Vancouver
Mon - Fri 10:00 - 18:00 Sat 11:00 - 18:00

Toronto

28 Cumberland Street, Toronto
Mon-Fri 10:00 - 18:00PM Sat 11:00 - 18:00

カナダと日本のサービスの違い

カナダには“データ通信無制限”というサービスは無いと考えてください。データ付のプランはありますが、選択したプランのデータ容量以上を使うと超過利用となり、翌月に課金されます。日本のように速度制限がかかってもデータは課金なしで利用できるものではありませんので、ご利用には十分ご注意ください。また、通話に関しては“ローカルコール”と“ワイドコール”の二つタイプああります。ローカル=指定都市内、ワイド=国内全土となり、ローカルプランの人が他都市へ電話をすると長距離通話となり課金されます。州・都市により電話番号の最初の3桁が決まる為、現地の人はその番号でどこから電話がかかってきているか判断します。(例:バンクーバーは604/778~、トロントは647/416~等)

携帯のプランの種類

カナダのプランはそれぞれ、年間縛り契約プラン/マンスリープラン/プリペイドプラン/データプランの取り扱いがあります。“年間縛り契約”は携帯を購入し、特定のプランを一定の期間使用しなければなりません。もし途中解約される際は日本と同じように違約金がかかります。“マンスリープラン”は月毎の契約となり、選択されたプランを周期毎に請求され、解約するまで使えるプランです。“プリペイドプラン”は利用分だけ課金し、一定のサービスを超える場合または期間が切れる際に自動的にストップするプランです。1ヵ月程の短期の人にはお勧めですが、プランを1ヵ月以上継続される際は都度連絡を入れ、自分で課金していきます。データプランとは、電話番号無しのインターネットだけ使うプランとなり、Google MapやLINEだけ使いたい人にはお勧めですが、カナダ人は電話・テキストメッセージをよく使うため、現地の人と連絡をするのであればあまりお勧めではないです。

その中でインターナショナル生に人気なのが、“マンスリープラン”です。いつでも開通・解約ができるプランでき、滞在予定の短期・長期関係なく利用できるからです。(通信会社によっては手数料はかかります)

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プリペイドプラン

短期留学、もしくは1年以内の留学の人にとっても携帯電話はあったらやっぱり便利です。プリペイド方式の場合、通話時間を必要な分だけ事前に購入したり、使った分だけ支払うなどの従量制課金になります。通常の契約に比べて通話料金は割高ですが、契約の敷居が低いのがポイントです。

大手三社は正直言ってどこも安くはないですが、短期滞在者にとってプリペイドが一番現実的であることには変わりありません。Bellのプリペイドは魅力的なプランではなかったので割愛しました。

PhoneBoxはMVNO事業者であるため、大手三事業者よりもリーズナブルな価格になっています。こちらのSIMカードは前もってオンラインで申し込めば、カナダでのホテルやその他滞在先へ郵送してくれます。PhoneBoxは、旅行者・ビジネス向けに大手通信会社のBell回線を使って、プリペイドSIMカードを提供しています。MVNO事業者であるため、大手三社よりもリーズナブルな価格になっています。こちらのSIMカードは、バンク―バー・トロントの空港にあるICE両替所PhoneBox店頭にて買う事ができます。

similiciousというのは旅行者向けに用意されているプリペイドSIMカードを提供するMVNO事業者です。

料金データ通信通話
$25.75100MB50分
$35.75250MB100分
$45.75500MB150分
$65.751GB300分
料金データ通信通話
$45400MB300分
$55750MB500分
$601GB無制限
$752GB無制限
料金データ通信通話
$451GB無制限
$653GB無制限
$856GB無制限
料金データ通信通話
$34.99500MB無制限
$38.991GB無制限
$46.992GB無制限

プリペイドSIM契約手順

  1. SIMロック解除した端末とパスポートを持って携帯電話会社のショップへ行く
  2. プリペイドSIMカードを購入する
  3. SIMカードのサイズは3種類(通常のサイズ、マイクロSIM、ナノSIM)あります。多くのスマートフォンはマイクロSIMカードを利用しています。ガラケーは通常のサイズです。ナノSIMを利用しているのはiPhone5以降です。自分の携帯電話に合うタイプのSIMカードを選択する。

  4. 契約するプランを選択してアクティベーションする
  5. アクティベーションはショップの店員さんと相談しながらやったほうが良いと思います。予め自分が契約したいプランを決めておくと良いでしょう

  6. Top-upする
  7. 利用できる上限に達した場合や期限を過ぎた場合はTop-upをすれば追加購入することが可能です。オンラインからもTop-upできます。