留学保険について

短期、長期関わらず医療保険は絶対に入っておいた方が良いでしょう。結果的に使うことがなくてもそれは「保険」だから仕方なし。保険がないとちょっとした診察でもかなり高額なお金を請求されます。不慣れな海外生活、「万が一」と言うことがあるので、保険には必ず加入しておいて下さい。しかし大事な保険はあくまで「医療保険」であって、それ以外は個人で判断して加入して下さい。一概に医療保険と言っても日本の保険会社が提供する物、海外の保険会社が提供する物、様々な種類があり、どの留学保険に加入すべきか皆さん悩まれることと思います。ここでは主な留学生向けの医療保険を紹介します。学校によっては授業料の中に医療保険が含まれていることがあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

海外旅行保険・留学保険

これが一番確実かつ安心で一般的な方法でしょう。日本帰国後の申請となりますが、日本の保険会社が対応してくれるため、安心して円滑に手続きを行うことが可能です。割高ではありますが、安心料としてと考えれば良いのかもしれません。最近は留学生向けに安い海外旅行保険が出てきたので悪くないかもしれません。クレジットカードを持っている場合、ほとんどのクレジットカードに海外旅行保険は付帯されているので短期留学者にとってこれが最適な保険になると思います。

利点

  • とにかく安心かつ容易に加入できる
  • 世界中どこからでも日本語スタッフが電話で対応してくれる
  • 医療のみならず、携行品損害なども含まれる。

欠点

  • 医療保険以外も含まれるため、長期間加入するには割高である
  • 病院で一度お金を支払う必要がある
  • 病院を指定される場合がある。

クレジットカードの旅行保険

短期留学(3ヶ月以内)の方はクレジットカード付帯の海外旅行保険で済ませるのが最適かと思います。最近は年会費無料のクジレットカードでも海外旅行保険が付いているのが増えたため、保険費用を別途支払う必要なく留学(海外旅行)することが可能です。年会費無料のクレジットカードの場合、補償額が小額なことがあるので、心配であるならば、数千円の年会費を払って一段上のクレジットカードに加入するのも手です。クレジットカード付帯の海外旅行保険は1旅行に付き、最大有効期間が3ヶ月となっているので、ご注意下さい。

私の場合、海外渡航の際は基本的にクレジットカード付帯の海外旅行保険頼りです。実際、海外旅行中に荷物が盗難に会ったことがあるのですが、帰国後クレジットカード付帯の海外旅行保険で盗難された携行品はほとんど補償されました。その都度海外旅行保険に加入することを考えるのであれば、クレジットカード1枚でも持つことをお勧めします。

利点

  • 渡航前に特にお金を払って加入する必要なし
  • 民間の保険会社とほぼ同等の保険内容(カードのランクにより、最大補償額は異なる)
  • 医療のみならず、携行品損害なども含まれる。

欠点

  • 保険対象期間が最大で3ヶ月(1回の渡航につき)と期間が限定される
  • 病院で一度お金を支払う必要がある>事後請求になる

カナダの留学保険

これが一番経済的ではないでしょうか。管理人は結局悩んだ末、最初の6ヶ月間はこの保険に加入しました。$1.5/日(年間約5万円)です。問題は支払いが小切手であり、請求してから手元に小切手が届くまで数週間かかること。もし帰国寸前に利用した場合の対応が不明です。

利点

  • 医療保険のみで比較的安い保険がある(約1.5〜2ドル/日)
  • 留学中の海外旅行も保険対象となる

欠点

  • 請求をする際、日本語を利用する事ができない
  • 病院で一度お金を支払う必要がある >> 事後請求である
  • 歯科・眼科は対象外である

カナダの留学保険代理店紹介

ブリッジス・インターナショナル保険事務所

管理人が利用していた保険会社です。申し込みはカナダからでも簡単に出来ます。州政府が認めた学校に通っている人が対象です。申し込みの際のやり取りは日本語で可能です。保険料の申請は電話にて英語でオペレータと通話する必要あり。

Guard Me

かつてStudent Guardとして知られた留学生向けの保険会社。ブリッジスより若干高いのと、日本語でないのと、留学中の旅行の保険対象期間がちょっと短かったので、止めました。留学生の間では有名だそうです。

アルバータ州健康保険 AHCIP

12ヶ月以上カナダに滞在する人のみ加入可能というよりか、学校側から加入を推奨されるはずです。アルバータ州健康保険料(AHCIP: Alberta Health Care Insurance Plan)は2009年から保険料が無料なったので、12ヶ月以上滞在予定の人は必ず加入して下さい。通常の病気・怪我であればこれで十分です。この保険+学校提供の医療保険(歯科・眼科など)に加入すれば何の心配もないでしょう。処方箋による薬代は自己負担です。カナダ入国後、3ヶ月以内に必ず申請を行って下さい。

Alberta Health | アルバータ州健康保険

利点

  • 保険加入は無料
  • 診察費は全額保険にて補償。但し、薬代は自己負担

欠点

  • 12ヶ月以上滞在する人のみ利用可能
  • アルバータ州以外では利用不可

アルバータ州健康保険加入方法

アルバータ州のホームページより申請用紙をダウンロードし、プリントアウトしたのち、必要事項記入の上、最寄りの登録オフィスに提出して下さい。最寄りの登録オフィスはアルバータ州のホームページで検索可能です。ダウンタウンには2箇所あります。最寄りの登録オフィスが見つからな場合は、Alberta Health へ郵送して申し込むことも可能です。申請に必要なものは以下の三点です。

  • 申請書類(AHC0102)
  • パスポート(有効期間内のビザも)
  • 現住所を証明する物(アルバータ運転免許証、学校などの公的機関からの手紙等)

The Licensing Company

Bow Valley Square Il 123 - 205 5th Ave SW AB
403-299-2373
8:30am - 5:00pm

City Centre Registry Inc.

Gulf Canada Square 177 - 401 9 Ave SW AB
403-571-9120
8:00am - 5:00pm

アルバータ州健康保険加入ヒント

現地留学センターでも1年間の学生ビザがないとアルバータ州の保険には加入できないと言われましたが、「ビザは延長するつもりで、1年間は滞在する」と言ったら、一筆書かされただけで、加入できました。1年以上滞在するつもりだけど、ビザの有効期限が足りないと言う方はどうぞご心配なさらずに。ビザを延長したときに改めてビザを持ってこいと言われますので、ちゃんと持っていきましょう。

国民健康保険

あまり知られていませんが国民健康保険には海外療養費支給制度というのがあり、帰国後に海外で支払った医療を日本の治療費に換算してその内の7割を給付するという制度です。この制度を利用できるためには渡航後も国民健康保険に加入し続けていなくてはならず、つまり海外転出届は提出していないことになります。また海外滞在期間が1年以内に限ります。

制度を利用する際は治療後、2年以内に申請をしなくてはいけません。民間の保険会社から保険料をもらっていても、重複して請求することも可能です。

この制度の注意点は渡航先で支払った治療費の7割が給付されることではないということです。例えば、海外で行った盲腸の治療が100万円のかかったとして、国民健康保険から支給される額は70万円ではなく、日本での盲腸の治療費で換算し、仮にそれが10万円だとすると最終的に給付される額は7万円だけとなります。日本の医療費というのは世界的に見ても安いので、このようなことになります。

この制度だけに頼って民間の海外保険に加入しないと支払った医療費を補償することができない可能性は高いので、必ず民間の海外保険に加入するか、現地の健康保険に加入して下さい。また、海外旅行保険と重複して請求することが出来ますので、海外旅行保険で全額補償された後にあえて請求するという裏技もあります。

全国健康保険協会 | 海外で急な病気にかかって治療を受けたとき

All About | 病気・ケガに健康保険は海外でも使える!?

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