大学・カレッジ留学

海外のカレッジ、大学留学は私の憧れ、夢でした。私が夢を描いていた頃はまだインターネットも普及していなかったので、すごく遠くに感じました。しかし、こちらに来てから語学学校を経て、気がつけばカレッジ入学、そして工科大学編入、そして卒業ととんとん拍子で進んで行き、あんなに遠くに感じていたのが嘘のようで、学校に通う毎日の生活がごく自然なものとなっていました。カレッジ、大学では毎日課題に追われる日々であまり感慨に浸る暇がなかったと言う事もあります。気がつけば卒業まであっという間でした。私の経験をもとに大学・カレッジ留学への道のりやカルガリーにある学校紹介、授業風景などを紹介します。

入学条件

カレッジ・大学入学条件ですが、基本的に必要なものはTOEFLなど学校が認定する英語検定の試験で規定の点数を取るか、もしくはカレッジ・大学付属の語学学校を卒業することがまず条件となります。その他に高校、短大、専門、大学等の学校の成績証明書(英訳)が必要となります。成績証明書は在籍中の学校、卒業した学校に問い合わせれば、有料か無料かはわかりませんが、英訳の成績証明書を発行してくれるはずです。

入学する学科によっては数学等などの規則科目があるレベルまで履修されていることが要求されます。特に文系の学校を卒業した人にあるのですが、規定を満たさない場合は、こちらで規則科目を改めて履修する必要があるので、要注意です。

入学時期

入学時期ですが、これは日本のシステムと大きく異なります。日本だと4月が新しい学年の始まりとなりますが、カナダでは9月です。それでは入学可能時期は9月だけか?と言うとそういう訳ではなくて、ほとんどの学科が1月(サマースクールは5月)入学も受け付けています。

学期システム

1学期を4ヶ月で区切っており、9~12月が秋期(Fall)、1~4月冬期(Winter)、5~8月春夏期(Spring/Summer)となっています。フルタイム学生の授業は秋期スタートが一般的です。学科によっては冬期スタートも受け付けています。春夏期は学生数の多い学科のみ受付になっていることが多いです。いずれにせよ学科によって違うので各学校のホームページに行って、入学受付期間を確認すると良いでしょう。万が一、逃した場合でもパートタイム学生として部分的に授業を受け初めて、9月からフルタイム学生へと変更することも可能です。

一般的に春夏期は単位取り損ねた人や人より先に単位を稼ぎたい人のためのサマースクールとなります。普通の学生は基本的に夏休みとなります。もしくはこの間を利用してプラクティカム(インターンシップ)を受けたりします。プラクティカム(インターンシップ)の詳細はインターンシップのページで述べていますので参考にして下さい。

大学・カレッジ入学条件

カルガリーには主に4つのカレッジ、大学がありますが、以下に掲載のないカレッジ、大学もありますので、現地留学エージェントに問い合わせて下さい。入学条件としてTOEFL、IELTS、CAEL、CLBAなど色々な試験方法がありますが、いずれかの1つにて基準を満たせば入学条件を満たすことになります。

University of Calgary

カルガリーといえば、カルガリー大学。広大なキャンパスは全て地下通路で繋がっており、寒い冬でも外に出ることなく教室移動。キャンパス内に寮あり。

SAIT

正式名称は Southern Alberta Institute of Technology で略称としてSAITとなっています。工科大学です。工科大学と言うとガチガチの理系をイメージしそうですが、経理、整備士、調理士、ITなど多岐にわたります。卒業生の就職率はカルガリー大学を凌ぎます。中でもIT系の学科はカナダのみならず、北米でも屈指の教育設備を持っています。

  • TOEFLでPBT:550以上、CBT:213以上、IBT:80以上
  • IELTS:6.0以上
  • CAEL:60以上
  • CLBA:全ての科目で 8 以上か付属の語学学校を卒業する。
Mount Royal College

ちょっと不便な場所にありますが、カルガリーで人気の学校。かつてはカレッジだったのが、2009年から大学へと変わりました。理系、文系問わず幅広い学科を提供しています。キャンパスの雰囲気が良いと評判です。

  • 付属の語学学校を成績B以上で卒業
  • TOEFL:IBT、全体で83以上、かつ各科目で20以上
  • IELTS:全体で6.5以上、かつ各科目で5.0以上
  • CAEL:全体で70以上、かつ各科目で50以上
Bow Valley College

ダウンタウンにあり通学に便利なカレッジ。主に文科系の学科中心。留学生への対応に定評があり、ダウンタウン内にあることもあって、留学生からは人気。しかし、カルガリーの学生からはあまり良い評判は聞きません。ダウンタウン内に校舎があるためキャンパスはありません。

  • TOEFLでPBT:527以上、CBT:197以上

カレッジ・大学の授業風景

先生・講師

当然のことながら、授業は英語。全員がカナダ人の先生とは限らず中には移民の先生もいるので、英語の発音に癖があったりして、聞き取りづらい先生もいますが、しばらく聞いていれば慣れるでしょう。基本的にどの先生も非常に知識の幅が広く、社会経験もあるため退屈な授業は何一つありませんでした。日本の大学の講師のように生徒を無視して永遠とつまらない講義を語り続けるような人はいませんでしたね。後時間にはきっちりしています。早く終わることがあっても、時間がオーバーすることはまずありません。後、英語という言葉がそうさせているのかもしれませんが、非常に先生と生徒の距離が近いです。非常にラフな感じで会話できます。

授業内容

私は純粋な4年生大学ではなく、工科大学でやや特殊であるため、州立大学の授業風景はわかりませんが、日本とはだいぶ異なる印象を受けました。私は日本の大学も特殊な大学であったため、比較して良いのかわかりませんが。。。

基本的に4ヶ月を1学期と換算し、その間に中間・期末試験があります。さらに課題としてレポートの提出やプレゼンなどが週ごとや隔週ペースであり、休む暇は基本的に与えてくれません。プレゼンはとにかく頻繁にあるので、付属の語学学校でこのスキルは身につけておくと良いでしょう。またレポート、論文のスキルも必要です。これも語学学校で養うと良いでしょう。学科に入ればカナダ人の友人もたくさんできることでしょうから、その人たちに文法チェックなどは御願いすればOKです。

中間・期末試験

試験ですが、先生によって形式が異なります。だいたいどの先生も試験前に何が重要かとか、どの形式の問題(選択、記述など)かなど教えてくれます。結構前もってしっかり勉強しておかないと悲惨な目に合います。基本的に試験前2週間前ぐらいからはいつも帰宅が深夜11時前後はざらでした。

私の場合、全ての授業において辞書の利用を許可してくれたため、結構助かりました。(私の学科の場合、留学生に限らずカナダ人も辞書を使う人がいました。)先生によっては辞書の利用を許可してくれないかもしれないので、これは要交渉ですね。ちなみに辞書があっても時間切れで全て解けきれない試験もありました。厚さ1cmの試験問題が配られたときはそれだけで「終わった…」と思いましたね。

成績

成績の付け方は明瞭です。だいたいどの授業も最初に成績の付け方を教えてくれます。出席20%、中間試験25%、期末試験25%、課題30%とか。それぞれの項目でどの様に採点して、どのグレードなのか自分の成績がわかるようになっています。先生のさじ加減で最後の成績が変わるなんて事はまずありません。そのため、学期末に先生に懇願して単位がお情けでもらえるなんてことはまず期待しないで下さい。